近年、温室効果ガス(GHG)の排出による地球の気温上昇が深刻な社会課題となっています。気温の上昇に伴い、ハリケーン、豪雨、干ばつなどの極端な気象現象の増加や、氷河や氷床の融解など、人や生態系への深刻な影響が懸念されています。そのため、有限な自然資源の利用と地球環境の保全を目指す脱炭素経営による持続可能な経済の実現が、社会的に求められています。
こうした状況を踏まえ、EPNextSグループでは、気候変動への取り組みを確実なものにするため「SBTイニシアティブ(Science Based Targets Initiative)」に参加し、2025年5月にSBT認定を取得しました。本認定は EPNextSグループの温室効果ガス削減目標がパリ協定の定める「1.5℃目標」の水準に科学的に整合していることを示すものです。
※ SBTイニシアティブ: CDP(Carbon Disclosure Project)、国連グローバル・コンパクト(UNGC)、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護 基金(WWF)の 4 機関が協働で運営するイニシアティブ
GHG排出量削減目標
EPNextSグループは、これらの目標達成に向け、グループ事業全体のサプライチェーンにおいて排出される温室効果ガス削減にも取り組み、持続可能な社会の実現と EPNextS グループの企業価値向上の両立を図り、健康産業の発展に貢献してまいります。
EPNextSはGHGプロトコルに基づき温室効果ガス排出量を算定し、サプライチェーン全体の温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいます。
Scope | 2023年度排出量(tCO2e) 2022年10月1日~2023年9月30日 |
2024年度排出量(tCO2e) 2023年10月1日~2024年9月30日 |
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Scope 1 燃料などの使用に伴う排出 |
4.84 | 20.11 |
Scope 2 電力などの使用に伴う排出 (マーケット基準) |
2,307.52 | 1,608.84 |
Scope 3 間接的な排出 |
18,145.91 | 18,443.63 |
Scope 1+2+3合計 | 20,458.27 | 20,072.57 |
2023年度排出量:EPSホールディングスにて、EPNextSグループを含むScope1・Scope2の排出量について第三者監査保証を取得しています。
(参考:https://www.eps-holdings.co.jp/sustainability/activity/detail/20241007205936.html)
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